毎年くる台風
日本の場合、毎年台風がやってきます。直撃することもあれば、横にそれることもありますが、いずれにしても、災害は実際に起こってしまってからあわてても、既に時遅しです。
さて、自分の住んでいる場所の特性ですが、海沿いに住んでいる場合なら、地震の際に津波の危険性もあります。山間部に住んでいるなら、大雨による土砂災害の危険性があります。このように、住んでいる地域の特性次第で、防災への対策内容もかなり異なってきます。こうした危機管理への意識は非常に重要です。
その中でも毎年ほぼ定期的に日本にやってくるのが台風です。日本では、大型台風が連続して上陸し、直撃してくることも珍しくありません。大型台風が上陸すると、当然ながら、大きな被害を受けることもしばしばあります。しかし、台風の場合は急にやってくるのではなく、気象予報で事前に進路や強さについて正確に知ることができます。台風の進路上に住んでいる地域があるならば、迅速に防災対策を行わなければなりません。
家で補修の必要となる部分があるなら、前もってしっかしり修理しましょう。庭の道具類なども家に向かって飛んでくる恐れがあるので、家の中にしまっておくようにしましょう。
大型台風では、風速が秒速50メートルにもなる場合があります。こうした暴風では、屋根がはがされたり、家屋そのものが倒壊する危険性すらあります。上陸した後、山麓では大雨による土砂災害の危険性もあります。
こうなっては防ぎようがないので、迅速に避難できる準備をしておきましょう。避難先の事前確認は重要です。台風の時はできるだけ外出しないのが基本ですが、津波は例外で、土砂、洪水などがせまったなら、迅速に避難しましょう。