防災グッズは何を用意したらいいのか?なるべく安くまとめるコツ



その他の防災グッズ

 

 

前項で必要最小限の防災グッズについて書きました。それ以外で役に立つのが帰宅用の地図です。都市部で大規模な震災が起きると、交通機関がマヒしてしまう事もあります。会社から自宅まで歩いて帰る場合もあるわけで、その際の地図です。購入しなくても、時間のある時に自作してプリントアウトしておけばいいので、費用はかかりません。

 

水をキレイするための簡易浄水器も、飲料水を確保するのが困難な時に役に立ちそうですが、どうしても必要というものでもないかもしれません。ウエットティッシュは結構役に立ちます。被災時にお風呂に入れないことが多々あるので、ウェットティッシュで体を拭くためです。ストレスが軽減されるのでかなり便利です。

 

おさらいとして防災グッズの見直しをしておきましょう。「貴重品」は、現金、身分証明書、預貯金通帳、印鑑、権利書類、各種カード、保険証です。これらをいつもひとつの袋に入れてはおけないと思いますから、リストをわかりやすい場所に貼っておきましょう。

 

「避難所用持ち込みグッズ」は、着替え、タオル、毛布、寝袋、ティッシュ、ウエットティッシュ、ビニール袋、生理用品、油性の筆記具、食器類、スプーンなどとなります。特別なものはありません。

 

「緊急時の避難・救助用」は、懐中電灯、ナイフ、ロープなどですが、シャベル、ノコギリ、バール、ハンマー等の工具類は、できればというレベルで考えてください。案外役立つ日用品は、布粘着テープ、ラップ、梱包用のひも、ダンボールなどです。

 

長期避難用グッズとしての卓上コンロ、ガスボンベ、固形燃料、調理用具は」は普段のキャンプ用品でOKです。携帯トイレ・簡易トイレはマンション住民なら特に必須となるでしょう。

 

被災時は、基本的には最小限の荷物で逃げるのですが、避難生活が長引くこともあります。各状況を考えて、防災対策グッズをリスト化しておきましょう。防災グッズで重要なのは、お金をかけることではなく、必要なものをリスト化しておくことです。